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簿記3級の申し込み方法【2026年度】ネット試験・統一試験の申込期間と締め切り・何日前まで・受験料まで完全ガイド

最終更新日:
簿記3級の申し込みをネット試験・統一試験の両ルートで徹底解説。申込サイトでの予約手順、申し込み期間はいつからいつまでか、何日前まで変更・キャンセルできるか、受験料3,300円+事務手数料550円の支払い方法、全国のテストセンター会場の探し方まで、2026年度の日程で迷わず申し込めるようにまとめました。
目次

簿記3級の申し込みは2ルート — 先に「ネット試験」か「統一試験」かを決める

簿記3級(日商簿記検定3級)を受けるには、まず受け方を2つのうちどちらにするかを決める必要があります。日商簿記の試験は、全国のテストセンターに置かれたパソコンで受けるネット試験(CBT方式)と、年3回・全国の商工会議所が一斉に実施する統一試験の2本立てになっており、申込先も受付期間も手続きの方法もまったく違うからです。申し込みでつまずく人の多くは、手続きが難しいのではなく、ルートが2本あることを知らないまま片方の情報を読んでいるだけです。ここさえ決まれば、あとは該当するルートの手順をなぞるだけで終わります。

簿記3級の2つの申し込みルート(ネット試験と統一試験)の申込先・会場・日程の違い 簿記3級の申し込みルートは2本 ネット試験(CBT) 統一試験(筆記) 申込先 申込先 専用の申込サイト 受験地の商工会議所 会場 会場 自分で選ぶ 会議所が指定 日程 日程 ほぼ毎日 年3回の日曜 空席があれば随時 6月・11月・2月
申込先が違うので、片方のサイトからもう一方を申し込むことはできない

呼び名はバラバラでも、試験は2種類しかない

検索していると、同じ試験がいくつもの名前で出てきます。テストセンターのパソコンで受けるほうは、CBT・web試験・インターネット試験・オンライン試験・ネット受験などと呼ばれますが、すべて同じ日商のネット試験です。「オンライン」という語感から自宅受験を想像しがちですが、実際には会場へ出向いて受けるテストである点に注意してください。もう一方、答案用紙に手書きで解答するほうは統一試験が正式名称で、筆記試験・ペーパー試験・紙試験とも呼ばれ、検索では「統1試験」と数字の1で表記されることもあります。ほかにも3級簿記、まれに中国語字体の「簿记」で検索する人もいますが、指している検定はどれも同じものです。

申込窓口が根本的に違う

ネット試験のウェブ申込は、日商が指定する申込サイト(CBT方式の試験を運営する予約サイト)で完結します。個人がインターネットから直接アカウントを作り、会場と日時を選んで決済すれば予約確定です。対して統一試験の申し込み先は受験地の商工会議所で、受付の期間も方法も会議所ごとに設定されています。ネット試験の申込サイトから統一試験を申し込むことはできませんし、その逆もできません。「申込サイトに6月の試験日が出てこない」という相談の多くは、この取り違えが原因です。

どちらで受けても資格の価値は同じ

出題範囲・試験時間60分・大問3問・100点満点中70点という合格基準は両方式で共通で、どちらで受かっても履歴書には同じ「日商簿記検定3級合格」と書けます。違うのは受け方だけです。仕上がった時点ですぐ受けたい人、日程と会場を自分で選びたい人にはネット試験が向いています。締め切りを固定して勉強のペースを作りたい人、紙に書き込みながら解きたい人には統一試験が向いています。迷ったら日程の自由が利くネット試験を選んでおけば失敗しません。両方式の細かい違いは簿記3級ネット試験の完全ガイドで比較しているので、決めきれない場合はそちらも読んでみてください。

ネット試験の申し込み方法 — 申込サイトの登録から予約確定までの5ステップ

ネット試験の申込方法は、商工会議所の窓口に出向く必要がなく、パソコンやスマートフォンから最後まで完結します。申し込みの仕方は次の5ステップで、初めての人でも15分ほどで終わります。手続き自体は難しくないので、やり方を一度通しで頭に入れてから取りかかってください。

  1. 申込サイトでアカウント(受験者ID)を作る — 氏名・生年月日・メールアドレス・パスワードを登録すると、自分専用のマイページができます。以後の予約・変更・確認はすべてここにログインして行うので、登録したIDとパスワードは必ず控えておきましょう。
  2. 受験する試験に「日商簿記3級」を選ぶ — 一覧には2級や簿記初級など似た名称が並びます。級を取り違えると受験料も試験時間も変わってしまうため、次の画面へ進む前に級名を目で確認してください。
  3. 会場と日時を選ぶ — 都道府県から会場を検索し、カレンダー上で空席のある日と時間帯を選びます。会場ごとに開催日が違うので、複数の会場を見比べるのがコツです(会場の探し方は第8章)。
  4. 受験料を支払う — クレジットカード決済のほか、コンビニ払いやPay-easyが選べます。決済が完了して初めて予約確定で、支払い前の状態は席が押さえられていません。
  5. 予約確認メールを受け取る — 試験日時・会場の住所・集合時間・持ち物が書かれています。当日まで削除せず残しておいてください。

マイページでの確認とログインまわりの注意

申し込みが済んだら、その日のうちにマイページの申込状況を開いて、日時・会場・級が意図どおりかを確認しておきます。ネット試験のログイン情報は受験直前まで使うので、パスワードをブラウザ任せにせずメモしておくと安心です。確認メールが届かないときは、迷惑メールフォルダを見たうえで、登録したメールアドレスに打ち間違いがないかマイページで確かめてください。

申し込みの前に手元に用意しておくもの

スムーズに申し込むために、登録用のメールアドレス、支払いに使うクレジットカード(またはコンビニ払いの準備)、そして受験当日に必要な顔写真付きの本人確認書類を先に揃えておきましょう。本人確認書類は申し込み時には要りませんが、当日忘れると受験できず受験料も戻りません。予約が取れた時点で、電卓と合わせて「当日持っていくもの」を1か所にまとめておくのが確実です。当日の流れや画面操作の詳しいやり方は簿記3級ネット試験の完全ガイドにまとめています。

ネット試験はいつからいつまで申し込める? 何日前が変更・キャンセルの期限か

ネット試験でいちばん多い疑問が「申し込みいつまで」「何日前まで受け付けてもらえるのか」です。結論から書くと、空席さえあれば直前でも申し込めます。申込サイトでは申込日から数えて3日目以降の日程を選ぶことができ、おおむね3ヶ月先までの予約が可能です。つまり思い立った日から4〜5日後には受験できる計算で、統一試験のように締め切りを気にして数ヶ月前から動く必要はありません。ただし受付の細かい条件は会場ごとの設定にもよるため、申し込みの際は予約画面の案内で最新のルールを確認してください。

変更・キャンセルは受験日の3日前が分かれ目

いったん予約したあとの日時変更・会場変更・キャンセルは、受験日の3日前までならマイページから何度でも手続きできます。この期限を過ぎる(受験日の2日前以降)と変更もキャンセルも一切できず、欠席しても受験料は返金されません。「勉強が間に合わない」「仕事の予定が入りそう」というときは、3日前の時点で行けるかどうかを一度判断する習慣をつけておくと無駄がありません。

ネット試験の予約から受験日までの期間と、変更・キャンセルができる期限 申し込みから受験日までの期限 変更・キャンセルできる できない 申込日 受験日の3日前 受験日 新規の予約は申込日から3日目以降の日程を選べる 期限後は欠席しても受験料は戻らない
ネット試験は「3日前」が変更・キャンセルの分かれ目。過ぎると席を動かせない

手続きごとの期限を一覧で確認

手続きいつまで補足
新規の申し込み空席があれば受験希望日の3日前ごろまで申込日から3日目以降・約3ヶ月先までの日程を選択できる
日時・会場の変更受験日の3日前までマイページから何度でも手続きできる
キャンセル受験日の3日前まで期限を過ぎたキャンセル・欠席は返金なし

いつから動くのが現実的か

制度上は直前でも申し込めますが、実際には受けたい枠が埋まっていることがあります。都市部の土日、就職活動や進級を控えた2月から3月、統一試験の直後などは特に混みやすい時期です。受験日を決めているなら1〜2週間前を目安に予約を入れておくと確実で、逆に平日の日中や夜の枠は比較的空いているので、直前に申し込みたい人は曜日と時間帯を柔軟にすると席を見つけやすくなります。ネット試験には「申し込み期間」や「締め切り日」という概念がそもそも無いため、いつから準備するかは自分の仕上がり次第で決めて構いません。

統一試験の申し込み — 商工会議所ごとに申込期間も締め切りも違う

統一試験を受けるなら、申し込み先は申込サイトではなく受験地の商工会議所です。そして最大の注意点は、日商簿記3級の申し込み締め切りに全国一律の日付が存在しないことです。試験日は全国共通でも、受験申込の期間・方法・支払い方法は各地の商工会議所が個別に決めています。「申し込みはいつからいつまで?」の正確な答えは「受験する商工会議所によって違う」であり、必ず受験予定地の公式サイトで確認する必要があります。

申込期間の目安 — 試験日の2〜3ヶ月前に案内、受付は短い会議所も

多くの商工会議所は試験日の2〜3ヶ月前に受験案内を公開し、そこから1〜2ヶ月前の間に受付を行います。6月試験なら4月から5月、11月試験なら9月から10月、2月試験なら12月から1月がおおよその申込の期間で、申し込み期限(締め切り)は試験日の1ヶ月前後に来ます。ただし受付が1週間程度しかない商工会議所も珍しくありません。たとえば名古屋商工会議所は第174回(2026年11月15日)の受付を10月上旬の1週間に設定しています。「1ヶ月くらいあるだろう」と構えていると受付が終わっていた、という取りこぼしが起きやすいので、統一試験で受けると決めたら受験案内の公開時期にカレンダーへ入れておきましょう。定員のある会場では、締め切り前でも定員に達した時点で受付が終了します。

申込方法は3パターン — オンライン・窓口・書店

  • オンライン申込 — 商工会議所のサイトから申し込み、クレジットカードやコンビニ決済で受験料を払う方式。現在の主流です。
  • 窓口申込 — 商工会議所の窓口へ出向いて申込書を提出し、受験料を支払う方式。
  • 書店申込 — 一部の商工会議所では、指定の取扱書店で申し込みと払込ができます。対応の有無は会議所ごとに異なります。

個人で受ける場合はこの3つのいずれかですが、学校や勤務先がまとめて申し込む団体申込の制度を設けている商工会議所もあります。団体経由で受ける場合は、締め切りが一般の個人申込より早いことが多いので、所属先の案内に従ってください。

受験地は自由に選べる。ただし申し込み後は動かせない

統一試験は住所地に関係なく、どこの商工会議所でも受験できます。勤務先や学校の近くを選んでも構いません。一方で簿記検定を実施していない商工会議所もあるため、近隣の複数の会議所を候補にして、申込期間と会場を見比べるのが安全です。そして統一試験は申し込み後の受験日変更・キャンセル・返金が原則できません。ネット試験なら3日前まで動かせるのとは対照的で、予定が読みにくい人ほどネット試験のほうが向いています。試験日そのものの詳細は簿記3級の試験日の完全ガイドで扱っています。

2026年度の試験日と申し込み時期のカレンダー

申し込みの計画を立てるには、2026年度(令和8年度)の試験日を先に押さえておくのがいちばん早道です。統一試験の日程は3回分が事前に公表されており、それぞれの申込時期はその2〜3ヶ月前に来ます。

回号試験日申し込みの目安時期
第173回2026年6月14日(日)4月〜5月ごろに受付(終了)
第174回2026年11月15日(日)9月〜10月ごろ
第175回2027年2月28日(日)12月〜2027年1月ごろ

統一試験の試験日は「6月の第2日曜・11月の第3日曜・2月の第4日曜」が原則で、2026年度もこの並びどおりです。6月の第173回はすでに終了しているため、これから統一試験で申し込むなら第174回(11月)か第175回(2027年2月)が対象になります。2月の日商簿記は年度内の最終回にあたり、進級や就職を控えた駆け込み受験で申込が集中しやすい回です。

2026年度の受験機会:通年で受けられるネット試験と、年3回の統一試験の位置関係 2026年度に受験できるタイミング ネット試験:休止期間を除きほぼ毎日 2026年4月 2027年3月 第173回 第174回 第175回 6/14 11/15 2/28
赤い点が統一試験の3日。緑の帯のとおり、それ以外の時期はネット試験で受けられる

回号で探している人へ — 第166回から第175回の対応

日商簿記の統一試験には回号が付いており、過去問や体験記が回号で語られるため、回号から試験日を調べる人も多くいます。第166回は2024年2月、第167回は2024年6月、第168回は2024年11月、第169回は2025年2月、第170回は2025年6月、第171回は2025年11月、そして第172回が2026年2月22日でした。ただし申し込みの実務で必要なのは回号ではなく「次の試験日と、その受付が開く時期」です。回号は過去問を特定するときの目印と割り切って構いません。

ネット試験の2026年の日程はいつまで?

ネット試験には固定の試験日がなく、2026年もテストセンターの営業日であれば随時実施されます。「2026年の試験はいつまで受けられるのか」という心配は不要で、年度を通じて申し込めます。例外は年度始めと統一試験の前後に設けられる施行休止期間で、2026年度は4月上旬、6月・11月の統一試験の前後、そして2027年2月末から3月初めが該当します。この期間も申し込み手続き自体はでき、受験ができないだけです。ネット試験の日程の細かい仕組みは簿記3級の試験日の完全ガイドにまとめています。

何月でも受けられる — 月別の申し込みガイド

「4月に思い立ったらいつ受けられる?」「8月に試験はある?」といった月ごとの疑問に答えます。統一試験があるのは6月・11月・2月の3回だけですが、ネット試験はどの月でも受験できるため、実際にはすべての月が受験のチャンスです。統一試験のない月に「今月は受けられない」と思い込んで学習の勢いを止めてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

受けられる試験申し込みのアクション
4月ネット試験年度始めの休止期間明けから受験可。6月の統一試験を狙うなら受付が始まる月でもある
5月ネット試験6月試験の申し込み期間の締めくくり。統一試験派はここで申し込み忘れに注意
6月統一試験(第2日曜)+ネット試験統一試験の前後は休止期間。それ以外の日はネット試験を予約できる
7月ネット試験統一試験の結果を待たずに再挑戦できる月。空席は比較的取りやすい
8月ネット試験夏休みの集中学習と相性がよく、学生の受験で席が埋まりやすい。早めの予約を
9月ネット試験11月の統一試験の受付が始まる月。秋の受験計画はここで固める
10月ネット試験11月試験の締め切り月。受験地の商工会議所の締切日を必ず確認
11月統一試験(第3日曜)+ネット試験年内に取り切りたい人の本命月
12月・1月ネット試験2月試験の申込期間。年末年始をはさむため申し込み忘れが起きやすい
2月統一試験(第4日曜)+ネット試験年度内最後の統一試験。就活・進級前で最も混みやすい
3月ネット試験統一試験はないが、新年度前の駆け込みでネット試験の席が埋まりやすい

結論は「仕上がった月に受ける」

5月でも8月でも、ネット試験なら試験日は毎週あります。統一試験の日程に自分の学習計画を無理に合わせるより、模擬試験で合格圏に届いた時点で申し込むほうが、結果的に早く合格できます。逆に統一試験を選ぶなら、6月・11月・2月という締め切りを逆算のペースメーカーとして使うのが正解です。どちらの使い方をするかを最初に決めておくと、月ごとに迷わなくなります。

受験料はいくら? 申し込み時に払う金額と支払い方法・領収書

簿記3級の受験料(料金)は3,300円(税込)です。ネット試験で申し込む場合はこれに事務手数料550円が加わるため、実際に支払う金額は合計3,850円になります。事務手数料は受験にまつわるシステムの利用料にあたるもので、申込1件ごとにかかります。この値段は2024年4月に2,850円から3,300円へ改定されたあとのもので、受験料は今後も見直される可能性があるため、申し込み時に公式の案内で最新の金額を確認してください。

方式受験料手数料支払う合計
ネット試験3,300円事務手数料550円3,850円
統一試験3,300円会議所により別途かかる場合あり3,300円〜

支払い方法はクレジットカードかコンビニ払いが基本

ネット試験の支払いは、予約画面でのクレジットカード決済、コンビニ払い、Pay-easyから選べます。コンビニ払いは支払期限を過ぎると予約が自動的にキャンセルされるため、予約したその足で支払いを済ませるのが安全です。統一試験の支払い方法(オンライン決済・コンビニ払い・窓口での現金など)は商工会議所ごとに異なるので、申込ページの案内に従ってください。

領収書が必要な場合の出し方

勤務先の資格取得支援制度に申請するなど、領収書が必要になるケースがあります。ネット試験は申込サイトのマイページから発行できるのが一般的で、支払い後に自分でダウンロードします。統一試験は申込先の商工会議所に発行方法を問い合わせてください。会社によっては合格を条件に受験料を補助する制度があるので、申し込む前に社内規程を確認しておくと取りこぼしがありません。

受け直すたびに同じ料金がかかる

不合格になって再受験する場合も、当然ながら毎回同じ受験料が必要です。3,850円を何度も払うのは軽くない負担なので、申し込んでから慌てて詰め込むより、合格圏に届いてから申し込むほうが総額は安く済みます。どの程度の準備で受かるのかの目安は簿記3級の勉強時間の徹底解説にまとめてあります。

どこで受ける? 申し込み時に選ぶ全国のテストセンター

ネット試験の申し込みでは、会場も自分で選びます。申込サイトの会場検索で都道府県や市区町村を指定すると、通えるテストセンターと空席のある日時が一覧で出てきます。テストセンターは全国47都道府県に設置されているので、「近くに会場がないのでは」という心配はまず不要です。どこで受けるか迷う人のために、申し込みでよく検索されるエリアを地方別に整理しました(会場は増減するため、最新の一覧と空席状況は必ず申込サイトで確認してください)。

地方ネット試験の会場がよく探されるエリア
北海道・東北札幌(会場が複数)・函館、仙台をはじめ宮城県内、青森、盛岡、秋田、山形、福島・郡山
関東東京23区・立川・八王子、神奈川県の横浜・川崎、埼玉県の大宮・川越、千葉県の千葉市・船橋、水戸、宇都宮、高崎
中部愛知県の名古屋・豊橋、静岡県の静岡市・浜松、新潟市、富山、金沢、福井、岐阜、甲府、長野・松本
近畿大阪の梅田・難波など(会場が多数)、京都、兵庫県の神戸・姫路、滋賀の大津、奈良、和歌山、三重
中国・四国岡山、広島市・福山、山口、鳥取、松江、高松、松山、徳島、高知
九州・沖縄福岡市・北九州(会場が複数)、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の那覇

会場を選ぶときに見る3点

  • 開催頻度 — 都市部の大型センターはほぼ毎日開催しますが、地方や小規模な会場は週1〜2日しか枠がないこともあります。申し込む前に会場ごとのカレンダーを見比べてください。
  • アクセス — テストセンターは雑居ビルの一室にあることも多く、当日迷いやすい場所です。遅刻は受験不可に直結するので、駅からの道順を予約の時点で確認しておきましょう。
  • 時間帯 — 午前・午後・夜間のどの枠があるかは会場次第です。自分が集中できる時間帯に枠のある会場を選ぶのも立派な戦略です。

統一試験の会場は選べない

一方の統一試験は、申し込んだ商工会議所が会場を指定するため、受験者が会場を選ぶことはできません。会場は受験票に記載されて初めてわかるのが一般的で、同じ市内でも回によって場所が変わることがあります。会場を自分でコントロールしたいならネット試験、という点はここでもはっきり出ます。

申し込みでよくあるつまずきと、その場での対処

申し込みまわりで実際に起きやすいトラブルをまとめます。ほとんどは事前に知っていれば避けられるものばかりです。

ネット試験のマイページにログインできない
まずは登録メールアドレスとパスワードの再設定を試します。過去に別の資格をCBT方式で受けたことがある人は、そのときのアカウントが残っていて新規登録が弾かれるケースもあります。二重登録の状態だと予約履歴の確認もできなくなるので、解決しない場合は申込サイトのサポート窓口へ問い合わせるのが早道です。
ちゃんと申し込めたか確認したい
ネット試験はマイページの申込状況と予約確認メールの2つで確認できます。統一試験は申込完了メールや払込の控えが証拠です。最も多いのが「申し込んだつもりが決済未完了だった」というパターンなので、支払いまで終わって初めて申し込み完了、と覚えておいてください。
統一試験の受験票が届かない
受験票は試験日の1〜2週間前に届くのが目安です。直前になっても届かない場合は必ず申込先の商工会議所へ連絡してください。なおネット試験に受験票はなく、予約確認メールと本人確認書類があれば受験できます。
「大問は5問」と書かれた情報を見た
旧形式(大問5問・試験時間120分)の記述が残った古いページを見ている可能性が高いです。現在の簿記3級大問3問・60分で、配点も第1問45点・第2問20点・第3問35点に変わっています。申し込みと同時に教材を買うなら、現行形式に対応したものを選んでください。

TACやクレアールの「講座申し込み」は試験の申し込みではない

検索していると資格スクール(TAC・クレアールなど)の申込ページに行き着くことがありますが、あれは講座の受講申し込みであって、試験そのものの申し込みではありません。講座を受けるかどうかにかかわらず、試験の申し込みは本記事のとおり、ネット試験なら申込サイト、統一試験なら商工会議所で別途行う必要があります。スクール経由で統一試験を団体申込できる制度を持つ学校もありますが、その場合も締め切りが一般の個人申込と異なるため、案内をよく読んでください。

申し込みが済んだら「持ち物」を先に用意する

予約が取れると安心してしまいがちですが、ネット試験は当日に顔写真付きの本人確認書類を忘れると受験できず、受験料も返ってきません。「申し込み・支払い・本人確認書類・電卓」の4点が揃って初めて準備完了です。予約確認メールを受け取ったその日に、この4点をチェックしておきましょう。

申し込む前後にやること — 無料模試で合格圏を確かめ、仕訳問題で仕上げる

ネット試験は日程を自分で決められるぶん、「いつ申し込むか」を自分で判断しなければなりません。その判断材料はひとつだけで、本番形式で70点を安定して超えられるかです。ここを確かめてから申し込めば、受験料を何度も払う事態を避けられます。

無料の模擬試験で腕試しをしてから申し込む

商工会議所が公開しているサンプル問題や、無料で使える模擬試験を利用すれば、お金をかけずに本番と同じ形式の腕試しができます。ネット試験を受けるなら、紙ではなく画面で解く形式の模試を選ぶのが重要です。プルダウンで勘定科目を選び、テンキーで金額を入力する操作は紙とは別物で、慣れていないと時間を大きく削られます。無料模試で合格圏に届いていたら、その勢いのまま1〜2週間先の日程を予約してしまいましょう。使える模試の種類と選び方は簿記3級の模擬試験の解説で紹介しています。

配点の45%を占める仕訳問題を最優先で固める

簿記3級の第1問は仕訳が15問で45点です。ここの精度がそのまま合否を分けるので、申し込みから試験日までの期間は、新しい論点に手を広げるより頻出パターンを反復するほうが効きます。仕訳の型と間違えやすいパターンは簿記3級の仕訳の徹底解説にまとめてあるので、予約が済んだらここを毎日回してください。当サイトの仕訳ドリルは、ネット試験と同じ「勘定科目を選んで金額を入力する」形式を無料で練習できるようにしてあります。スマートフォンでも動くので、通勤や休憩のスキマ時間をそのまま得点に変えられます。

まだ合格圏に届かないなら、申し込みを急がない

模擬試験で50点台なら、申し込みを1ヶ月遅らせるほうが結果的に近道です。ネット試験は日程を後ろにずらすコストがゼロ(そもそも申し込まなければよい)という点が最大の利点なので、統一試験の締め切りに引っ張られて準備不足のまま受ける必要はありません。残りどれくらいの学習時間が必要かは簿記3級の勉強時間の徹底解説から逆算できます。

まとめ — 簿記3級の申し込みで押さえるのはこの5点

最後に、この記事の要点を申し込み前のチェックリストとして再掲します。

  • ルートは2本 — ほぼ毎日受けられるネット試験(CBT)と、年3回の統一試験。申込先も期間も別物で、資格の価値は同じ。
  • ネット試験の申し込み方法 — 申込サイトでアカウント登録 → 級を選ぶ → 会場と日時を選ぶ → 決済 → 予約確認メール。決済完了で初めて予約確定。
  • 期限は3日前 — 申込日から3日目以降の日程を予約でき、変更・キャンセルは受験日の3日前まで。過ぎると欠席しても返金なし。
  • 統一試験は商工会議所ごと — 締め切りは全国一律ではなく、受付が1週間程度の会議所もある。2026年度は第174回が11月15日、第175回が2027年2月28日。
  • 受験料は3,300円 — ネット試験は事務手数料550円を加えて3,850円。最新の金額と申込期間は必ず公式サイトで確認する。

申し込みはスタートラインにすぎません。日程が決まったら、あとは配点の45%を占める仕訳を毎日回すだけです。当サイトの無料の仕訳ドリルは、本番のネット試験と同じ「勘定科目を選んで金額を入力する」形式で、スマートフォンのスキマ時間に練習できます。予約が取れた今日から、1日10問の仕訳練習を始めましょう。